毎日使う仕事部屋

　毎日通る廊下

　毎日出入りするオフィス

　周りに落ちているゴミを拾いますか？

　気づいているけど、知らないフリをしますか？

　映画「幸せの教室」のトム・ハンクスが勤務するスーパーマーケット

　彼は出勤しながら、スーパー駐車場のゴミを集めながら

　オフィスに向かいます。

　その後、リストラの憂き目に合いますが、

　心機一転、大学に通いはじめます。

　その大学でも、彼は誰が見てる訳でもなく

　仕事だからでもなく、ゴミを見つけたら拾いゴミ箱へ。

　そんな彼が素敵な恋をする物語なのですが、

　誠実さを表現するのに、とてもピッタリなシーンですね。

　仕事場でも、裏表なくお客様の事を一生懸命やる人は

　信頼を得ると思います。

　そして、明るいこと。

　私の周りにも、そんな素敵な方を時折見かけ

　とても嬉しくなります。

　反対に、だれも放置していたの？と思うことがあり

　悲しくなることも・・・。

　自らの行為で、自分自身が幸せになるだけでなく

　人を幸せな気持ちにさせるというのは、

　とても素敵なことだと思います。

　　毎日あいてます

　　大西ゴルフ場の目の前にある「峠の茶屋」

　　女将さんからいただいた名刺にはそう書いてあります。:-o

　　店に絶え間なく出入りして、せわしいなか

　　女将さんは、明るい笑顔と優しい口調で、

　　どなたにも声をかけています。

　　「お席を片づけるまで少しお待ちくださいねぇ。」

　　店舗に陳列されたパッションフルーツを眺めていくお客様がいると、

　　食器を下げて通りながら、「あら、お客様これ、美味しいですよ～」

　　と明るく声かけ。

　　思わず観光客は２箱もパッションフルーツを買っていました。

　　隅々に目や心を配りながら、馴染みのお客様とはお喋り（ユンタク？）しながら

　　何ともアットホームな雰囲気。

　　と、そこへ一人の常連客が地域行事の件で話しかけました。

　　「忙しいでしょう？　後で電話かけてもいいかねぇ～？」

　　すると女将さん、すぐに「　大丈夫よ～。寝てる以外は電話にでるよ～」

　　ですって8-O 　さすが！！　パチパチ（拍手）！！

　　盆と正月以外は無休で、地域興しを率先してる女将さんらしく、その姿勢に脱帽です。

　　来るもの拒まず・・・の姿勢でいつでもアットホームにお客様を迎え入れて

　　サービス業の原点を感じ、とても感動しました。

　　食事を終えて帰ろうとすると、女将さんは私に

　　「今日はせわしなくてごめんなさいね～。もっと静かな時もあるから

　　　また来てくださいね。　お嬢さんはどちらから来たの？」:oops:

　　・・・・・・う～ん、お嬢さんと言われて怯んだ私は、ニッコリ笑って・・・。

　　サービス業やそうでない業種も、どれもお客様があって売上があります。

　　目や心を配りながら、気遣いの出来る社員を育てたいといつも思います。

　　人を育てるというのは、難しくて奥が深いなぁと思う今日このごろです。