沖縄幻想
沖縄で生まれ育った私にズバッと目を覚ましてくれるように 愛情を持ちつつ、厳しい示唆をしてくれる本でした。
移住ブームと土地バブルの崩壊。
無秩序な乱開発による自然崩壊、長寿社会の幻想、基地の恩恵を受ける人、基地の被害を受ける人、莫大な補助金の非効率な使途、基幹産業の不在と失業率、様々な問題を抱える沖縄を憂うのも、解決するのも、住んでいる私達のはずなのに、
いつしか声をあげることを諦めてはいまいか?
自分自身に問いかけながら読んでいた。
愛する沖縄の未来のために、出来ることは何か、この1冊を考えるキッカケにして欲しい。