社長のための「非常識な会計」のルール
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社長のための
「非常識な会計」のルール
日本実業出版社 著者 村形 聡(公認会計士・税理士)
さらさらと読める実務書
経営者なら誰しも「会社にお金が残る」という言葉に
惹かれると思います。
こんな観点で、決算書を見直してみようかなと思える本です。
税務申告のために決算書を作っていたのが
経営に役立てるために作ってみよう!と気づいていただけたら
嬉しいです。
運をつかむ技術
運をつかむ技術
著者 澤田秀雄
発行 小学館
18年間赤字のハウステンボスを
1年間で黒字化した秘密!
このフレーズに心を動かされたのは確か。
しかし、それ以上に読み進めるうちに澤田社長の純粋な起業マインドに惹かれる。
熱い精神こそがHISやハウステンボスを引っ張る原動力になっているのだろう。
事業混迷の理由をあれこれ外的要因のせいにするようりも、
誰よりもその事業のことを考えているか?今一度自分自身に問いかけてみたくなる。
運は天から授かるものではなく自らに引き付ける努力をしている者のところにやってくるのだ。
本郷孔洋先生に会いたい! 経営ノート2012
![DSC_0144](http://www.careersouken.jp/wp/wp-content/uploads/2012/09/DSC_0144-1-168x300.jpg)
会計事務所業界では著名な
本郷孔洋先生の本「経営ノート2012」
~会社とトップの戦略的跳び方~
毎年出版されているようですが、初めて拝読しました。
専門家であるのに、中小企業の経営者にも分かり易く
事業の在り方、経営計画の考え方、人の育て方・教育の考え方
多岐にわたり書かれています。
とてもユーモアたっぷりなので
一気に読めました。
目先の事に捉われて日々を送っている身にとって
もっと戦略的な視野で経営を考えねば・・・
そして本の中から実践できそうだ・・・と思わせる箇所が
随所に出てきます。
一度お会いしてみたい先生です。
日本はなぜ世界で一番人気があるのか
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発行所 ㈱PHP研究所
著者 竹田恒泰
第1章 頂きます「ミュシュランガイドが東京を絶賛する理由」
第2章 匠 世界が愛するモノつくり
第3章 勿体無い
日本語には原始日本から承継してきた和の心が宿る
第4章 和み 実はすごい日本の一流外交
第5章 八百万 大自然と調和する日本人
第6章 天皇 なぜ京都御所にはお堀がないのか
天皇崇拝云々とかの本ではなく、歴史からみた日本の歴史を、
現在において彼独自の切り口で検証しています。
東日本大震災という未曽有の大災害において、
日本人がなんと礼節わきまえた人種だったかと、
評判になりました。
改めて自分自身の住むこの日本を見直してもいいのかと、
思えました。
憂鬱でなければ仕事じゃない
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著者 見城 徹・藤田 晋
発行所 講談社
著者はどちらも言わずと知れた有名人
幻冬舎の社長とサイバーエージェントの社長のお二人。
短い文章の連続は単に読み易さという表現では
軽く感じられてしまうから嫌だけど、
軽快なリズムで、真に迫る言葉は
素直に心に響く。
今、話題の本「ニーチェの言葉」を読んだ時にも
そう感じた。
優秀な経営者には哲学がある。
襟を正して、素直にその経営の姿を見習いたいと思う。
磯野家の相続税
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すばる舎 長谷川裕雅 著 「磯野家の相続税」
本を執筆するために、何十冊の相続本を読んだことでしょうか。
本を出版してもなお、他の本は気になるもの。
サザエさん家は、日本国民に一番身近な家族ですから
家族構成や生活環境を思いだしながら読むことが出来、
分かりやすいかもしれません。
難しい話を第三者に説明するとき、共通な話題で説明すると
理解を得やすいですが、まさにこの一冊もそう。
サザエさん家の相続が理解できたら、
うちの本(「沖縄の人のための相続・贈与」沖縄タイムス社出版)も
読んでくださいね。 😳
スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン 人々を惹きつける18の法則
![DSC_0033](http://www.careersouken.jp/wp/wp-content/uploads/2011/11/DSC_0033-225x300.jpg)
この本を読んだのは、昨年の8月。
訃報に接して改めて読んでみた。
ビジネスマンなら、人前で話すことも多い世代には、
お勧めしたい一冊。
しかし、彼を語る時によく、ビル・ゲイツと比較されるが、
私は彼の方が好き(笑)
ビズネスコンセプトも、仕事への真摯な態度も
彼らしい。
大学の授業で「プレゼンテーション」の講義があったが、
先生が「人生そのものがプレゼンテーションなのです。」
と、言っていた。
「確かに!」意を得て、妙に納得。
ビジネスの場で、毎日、毎回、その場が
私にとってはプレゼンテーションです。
成功は1冊のファイルで手に入れる
情報を1冊にまとめようと思っても、なかなか実行出来ないのが悩み。けれど、著者のように優れた方がこの方法で明快に出来ているのだから凡人の我らも、素直にやってみるべきではないだろうか?
すべてA4サイズに統一、原本は使わずコピーで、ジャンルに分ける、すぐに始められそうなことばかり。おまけにお金がかからなくて良い!(笑)
事始めに、まずは自分自身に必要な情報ジャンルは何であるかを、考え、見極めるべきである。
事あるごとに、溢れる情報に振り回され、見つからなかったということがないようにするために、この方法でまずはトライしてみてはいかがだろうか。
1分で大切なことを伝える技術
3分間スピーチならぬ、1分間で伝えるとは、並々ならぬ技術を要する。
うまく話したつもりが、こちらの意図とは別に伝わった経験はないだろうか。
齋藤孝氏の本は、出る毎についつい買って読んでしまうのだが、この本がこれまでの中で一番、自分自身に必要な要素が沢山詰まっていた。
仕事をしているしていないに拘わらず、コミュニケーションには欠かせない伝える技術。
友人、親子、恋人、夫婦、上司、同僚などなど、相手が変わると意外と難しい伝え方、深まる秋に是非ご一読あれ。
沖縄幻想
沖縄で生まれ育った私にズバッと目を覚ましてくれるように 愛情を持ちつつ、厳しい示唆をしてくれる本でした。
移住ブームと土地バブルの崩壊。
無秩序な乱開発による自然崩壊、長寿社会の幻想、基地の恩恵を受ける人、基地の被害を受ける人、莫大な補助金の非効率な使途、基幹産業の不在と失業率、様々な問題を抱える沖縄を憂うのも、解決するのも、住んでいる私達のはずなのに、
いつしか声をあげることを諦めてはいまいか?
自分自身に問いかけながら読んでいた。
愛する沖縄の未来のために、出来ることは何か、この1冊を考えるキッカケにして欲しい。